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ボード開発サービス

概要

30年を超えるマイコンボード、FPGA、ASIC、ソフトの開発経験と国内外のパートナーとの連携により、お客さまのご要望に添った組込みシステムボードの設計サービスを提供します。

お客さまの課題 当社のご提案
最適なマイコン品種がわからない お客さまの機能仕様に合わせた最適なマイコンを選定します
マイコン性能を十分引き出す構成がわからない マイコン性能を引き出す最適なソフトウェアを開発します
I/Oインタフェイスの回路構成は? 豊富なI/Oインタフェイス回路設計の経験より最適な回路を提案します
ノイズで高速信号の動作が不安定 当社に蓄積された高速信号ノイズを抑える設計ノウハウより最適な回路を提案します
小型化、低コスト化を図りたい マイコン、FPGAを搭載したハードウェアを提案します
辞めた設計者しかわからない内容がある ブラックBOX状態でも回路図等の少ない設計データから仕様のホワイトボックス化を実施可能です
部品EOLとなりそうだが一括購入で在庫超過はイヤだ 代替部品の検討および、市販品で補えない回路をFPGA・ASICで実現します

サービスメニュー

新規開発やリメイク開発に対して、ボード、FPGA、ASIC、ソフトウェアをワンストップでソリューション提供します。

サービスメニュー 設計概要
新ボード開発 新ボード開発 仕様書作成、回路設計、ボード設計・製造、部品実装、ボード検証
システム評価 FPGA論理設計、マイコン・ソフト置換えを含めた単体テスト、総合テスト
EOL品の置換え 旧マイコン&周辺チップ ⇒ 新マイコン、ロジック ⇒ FPGA置換え
EMC対策設計 EMC対策回路の追加、伝送路シュミレーション、高速伝送路対応回路設計
ソフト置換開発 リアルタイムOS置換え μITRON ⇒ T-Kernel置換え(OS移植、μITRON互換API開発)
デバイスドライバ置換え T-Kernel仕様デバイスドライバ/アプリケーション実装
ミドルウェア置換え 当社製、パートナ製、T-EngineフォーラムT2EXの移植
アプリケーション置換え Cソースコード、アセンブラコード変換
統合開発環境置換え HEW ⇒ CubeSuite等の統合開発環境(コンパイラ、ビルド)の置換え
FPGA論理開発 IPコア移植 IPコア移植+DMA利用等のシステム性能、フィッティング、デバイスドライバ(ソフト)開発まで、お客さまのご要望に添った設計
FPGA変更・ASIC化 変更対象FPGAの低価格FPGAやASICへの置き換え
コンパティビリティを考慮した設計(コスト、信頼性、サイズ、消費電力)
SystemCによる設計・検証 アーキテクチャ設計、検証環境にSystemCを用い、検証日程の短縮化を実現

ボード設計用解析ソリューション

基板アートワーク設計と並行して各種解析を実施し、解析結果を最終アートワーク設計に反映します。

(1)熱検証用ツール

  • MentorGraphics製 FloTHERM
  • 筐体含めた熱流体解析も対応可能

(2)伝送路解析ツール(SI解析)

  • MentorGraphics製 HyperLynx SI
  • 〜1GHzまでの対応
  • 波形解析(反射、クロストーク)

(3)電源解析(PI解析)

  • NEC情報システムズ製 PI Stream
  • AC解析(インプットインピーダンス、トランスファーインピーダンス)
  • DC解析(IRドロップ)

(4)EMI解析

  • NEC情報システムズ製 DEMITAS NX
  • 電源プレーン共振解析、EMIルールチェック

ボード設計サービス工程と品質工程

ドキュメント化によるホワイトボックス化と当社品質保証部との協調により品質を確保します。

【1次試作】

各設計工程においてドキュメントを作成、整備
@要件定義書・システム仕様書・詳細設計書等、作成したドキュメントをベースに、当社品質保証部との検証を行います。
(回路図、部品表のみのアウトプットを撲滅)
Aドキュメントをお客さまの資産として残していただくことにより、お客さまでのホワイトボックス化を支援します。

【2次試作】

当社保有設備(恒温槽、静電試験機)や外部委託による評価サイト(振動、EMC他)を活用した信頼性試験が可能です。

ボード設計工程での品質確保の取り組み

仕様定義時に試験項目、内容について、お客さまと打ち合わせを行ない、各種の設計、試験に反映したボード設計から品質確保に取り組みます。高品質が必要なボードには、IEC61508の規格に適合した設計開発が可能です。

開発実績

(1)開発実績のあるSoC

RENESAS H8,SH,RL78,RX,
RA,RZ,RH850,R-Car など各種シリーズ
東芝 Viscontiシリーズ
NVIDIA Jetsonシリーズ
Driveシリーズ
Infineon AURIX
(TC387)
(TC397)
STmicro STM32シリーズ
NXP i.MX6/7/8
S16/32
Xilinx Artix
Zynq
MPSoC

(2)コア技術と開発実績

コア技術 開発実績
マイコン応用技術
  • R-Car Gen2/3応用画像処理
  • MPC57xx搭載 車載通信制御
  • Arm内蔵 Zynq-FPGA搭載車載通信
  • RH850搭載 車載ネットワーク中継
画像処理技術
  • 車載向け魚眼レンズカメラ制御
  • 物体認識用カメラ制御
  • 車載Ethernetカメラ応用
  • 車載カメラ制御
  • 液晶パネル表示制御
高速信号配線技術
  • DDR3/4メモリバス
  • PCIeバス
  • 光通信
  • 10GbitEther
  • 画像伝送用シリアルバス(GHz帯)
ネットワーク・通信技術
  • エンタープライズサーバ用Gbit-Ethernet
  • 車載Ethernet TSNプロトコル
  • 車載Ethernet AVB Switch
  • CAN-FDプロトコルコンバータ
  • Ethernet MAC論理開発(Fast/1G/10G)
  • 時刻同期(1μs以下)Ethernet論理
  • パケット処理技術(帯域制御、優先制御他)
ボード解析技術
  • 熱検証(筐体含めた熱流体解析)
  • 伝送路解析(波形反射、クロストーク)
  • 電源解析(PI解析、AC解析、DC解析)
  • EMI解析(電源プレーン共振解析、EMIルールチェック)
  • EMC対策(エミッション対策とイミュニティ対策)

(3)量産ボードの実績

筐体入り製品および顧客独自データの収集を行うカスタム製品開発の実績
(1)モデムモジュールを搭載した通信モジュール
  @自動販売機向け通信モジュール
  A駐車場精算機向け通信モジュール
(2)表示ボード
  @駐車場精算機向け表示ボード
  AATM 2ndディスプレイ用表示ボード
  B洗車機向け表示ボード
(3)その他
  @入退室監視システム向け制御ボード
  Aサーバ向けGbit-Ethernet通信ボード

商標注記

  • Ethernetは、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社の登録商標です。
  • R-Carは、ルネサスエレクトロニクス株式会社の登録商標です。
  • ArmはArm Limitedの登録商標です。
  • PCIeは、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • HEW は、High-performance Embedded Workshopの略でルネサスエレクトロニクス株式会社の製品です。
  • CubeSuite は、ルネサスエレクトロニクス株式会社の登録商標です。
  • TRON は、The Real-time Operating system Nucleus の略称です。
  • μITRONは、Micro Industrial TRON の略称です。
  • μITRON、T-Kernelは、コンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品を指すものではありません。
  • Visconti は、東芝デバイス&ストレージ株式会社の商標です。
  • Jetson は、NVIDIA Corporationの登録商標です。
  • Artix 、Zynq は、Xilinx, Incの登録商標または商標です。
  • その他の会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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