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Hitachi

株式会社 日立ソリューションズ・テクノロジー

Interview 先輩社員
インタビュー
01

工場全体を見える化し システムの力で 製造現場をサポートする
システム開発エンジニア
森 理郁
Mori Takafumi

2017年入社
デジタルソリューション事業部
IoTソリューション本部
CIMソリューション設計部
工学部情報科 卒

システム開発エンジニア
森 理郁
Mori Takafumi

2017年入社
デジタルソリューション事業部
IoTソリューション本部
CIMソリューション設計部
工学部情報科 卒

CAREERこれまでの経歴

2017年
入社、IoTソリューション本部配属
2018年
VCIM装置管理システムの開発に参画
2019年
VCIM工程管理システムの開発に参画
2020年〜
現在 VCIM自動搬送管理システムの開発のプロジェクトリーダ

※VCIM:most Valuable CIM system
※CIM:Computer Integrated Manufacturing

技術者としての達成感は
システムが稼働する瞬間

日立ソリューションズ・テクノロジーを知ったきっかけは合同企業説明会です。IT企業の多くは、ソフトまたはハードのどちらかに特化していますが、どちらにも通じているところに興味を覚えました。大学では画像の符号化に関する研究をしていたので、当初はソフトウェア業界を視野に入れていたのですが、組織のカタチとしておもしろそうだと思い、当社を志望しました。
入社して配属されたのは、CIMソリューション設計部。ここでは主に製造ソリューションと呼ばれる工場向けの管理システムを担当しています。一言でいえば、工場の見える化です。例えば、つくっているものがどの工程を通り、その処理の結果はどうだったのか。装置自体に異常や故障はないか。あらゆる情報を収集して工場全体を見える化し、工場管理者が効率よく現場をまわせるようなシステムをつくり上げています。
こうしたシステムは導入したら終わりではなく、お客さまのご要望に応じて改修するケースがほとんど。それゆえ、導入後も長期にわたって運用をサポートします。
入社した当時は、実装のコーディングやその先のテストが主な仕事でしたが、3年目になると、上流工程である要件定義のフェーズも担当するように。自分が開発に携わったシステムが現場で稼動する瞬間が最も技術者としてのやりがいを感じます。

初のプロジェクトリーダーで
リスク管理の大切さを実感

入社4年目に初めてプロジェクトリーダーを経験しました。工場内で使われる搬送管理のシステムをつくるというプロジェクトで、メンバーは私を含め4名。任命された当初は戸惑いましたが、部署内にはプロジェクト間の連携が頻繁に行われているため、かつて同様のシステムを手がけた先輩たちにノウハウを聞いて参考にしました。
プロジェクトリーダーになって実感したのは、リスク管理の大切さです。スケジュールを立てて進めていくなかで、いつ、どんな問題が起こりうるか。あらかじめ予測できれば、問題が発生しそうなところには時間を長めにとったり、適任者を配置したり、具体策を講じることができます。そのためには、もっと知識と技術力を身につけ、コミュニケーション能力も磨いていくことが必要。というのも、プロジェクトは自分一人で行うものではなく、チームで進めていくもの。メンバーの個性や得意分野を理解しておけば、適材適所で進めることができ、プロジェクトの精度も上がるはずです。
初めてのプロジェクトリーダーは周囲の方々に助けてもらうばかりでしたが、「次回はもっとうまくやれる」という手応えも感じました。いずれ自分が助ける側に回れるように、これからも成長し続けていきたいです。

データベース
設計技術の
スペシャリスト

工場を管理するシステムを開発する上で重要なのがデータベース。どんなデータを収集して、どう扱うか。それには、できる限りお客さまの要望を引き出すことが欠かせません。とはいえ、お客さま自身がどういうものを求めているのか漠然としている場合も。そこで、過去事例をもとに、こちらから具体的な提案を行うようにしています。そうすることで、満足度の高いシステムが実現。お客さまにも喜んでいただいています。今後はデータベースの設計技術をさらに磨いていきたいですね。いろいろな分野で応用のきく技術なので、これを自分の強みにして、技術者の道を歩んでいきたいと考えています。

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