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Hitachi
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画像認識エッジソリューションカスタマイズ開発

  • お客さまが開発されたアルゴリズムやオープンソースコードの物体検出アルゴリズムなどをエッジデバイス向けに最適化・実装します。
  • さまざまなエッジデバイス:GPU(NVDIA)、FPGA(Intel/Xilinx)ARMコア搭載SoC(各メーカ)、AIチップに対応しています。

エッジデバイスにアルゴリズムを実装(エッジAI)することでシステムのリアルタイム性とセキュリティを向上させることができます。

ソリューションパッケージ(サンプル品)

  • 利用ニーズの高い機能をパッケージ化しています。
  • 目的に合わせて機能を選択することで、速やかに画像認識AIシステムを構築でき、早期PoC実施を実現できます。
No 分類 機能 詳細
1 物体検出 物体検出 物体検出
2 トラッキング 検出情報が途切れた際に物体を追跡
3 測距 測距 カメラから検出物体までの距離を算出
4 物体間距離 2つの検出物体間の距離を算出
5 検出結果解析 検出数カウント 検出した数をクラス別に集計
6 速度算出 前フレームとの比較から移動速度を算出
7 結果出力 画面出力 検出枠と測距距離を描画した画像のモニタ出力
8 録画 検出枠と測距距離を描画した画像データの保存
9 ログ出力(検出結果) 時刻情報、検出枠座標、クラス、測距距離および警告情報などのファイル保存
10 警告(画面出力) 警告条件を満たす検出枠が存在する際に検出枠の色変更
11 警告(ブザー、パトランプ) 警告条件を満たす検出枠が存在する際に外部接続したパトランプ、ブザーを動作

開発実績一覧

No. ソリューション 分野 画像AIソフトウェア
開発概要
検出対象 監視内容 カメラ
設置場所
1 安全監視 鉄道 線路上の前方監視 人、車 接近、侵入 鉄道
2 車載 前方監視、周辺監視 人、車、自転車、バイク 接近 乗用車
3 建設 建設現場の周辺監視 人、建機、車、架線 接近 建機、定点
4 農機 農場の周辺監視 人、農機 接近 農機、定点
5 工場 工場内交差点安全監視 人、工場車両 接近、侵入 工場車両、定点
6 侵入監視 工場 工場内不可侵エリア監視 人、工場車両 侵入 定点
7 建設 建設現場不可侵エリア監視 人、建機 侵入 定点
8 人数・台数観測 交通 交差点の交通量観測 人、車、自転車、バイク 人数、台数、進行方向 定点
9 商業施設 駐車場の満空監視 台数 定点
10 オフィス
バス
エリア(オフィス、バス)内の人員観測 人数 定点
11 安全ルール
遵守監視
工場 工場内安全ルール遵守監視 人、工場車両 速度、一時停止、指差呼称 定点
12 行動分析 交通 走行位置の追跡 人、自転車 走行位置 定点
13 スポーツ 姿勢解析、移動エリア追跡 姿勢、移動軌跡 定点
14 動物 動物行動軌跡監視 動物 移動軌跡 定点
15 密接密集監視 オフィス、工場 エリア(会議室、喫煙所)内の密接密集監視 接近、人数 定点
16 老朽化監視 交通 アスファルトのひび割れ監視 アスファルトのひび ひび割れ プローブ車
17 製品良否判定 工場 生産ラインにおける製品
良否判定
製品 不良品監視 定点

採用事例

戸田建設株式会社様の「人物検知システム」に採用

建設機械と作業員の接触災害の防止を実現し、建設現場における作業員の安全を守ることができるシステム(建設現場での安全性向上に貢献)

遠赤外線カメラを用いた人物検知システム
遠赤外線カメラを用いた人物検知システム

実現した内容

  1. トンネル坑内などの光源のない薄暗い場所での高精度な人物検出(精度:97%)
  2. 単眼カメラで人物まで距離を高精度に検出(測定誤差:1%程度@10m)
  3. 通信環境がない空間でもリアルタイムに動作するシステム
戸田建設の「人物検知システム」に「画像認識エッジソリューション」が採用され、建設現場での安全性向上に貢献
https://www.hitachi-solutions-tech.co.jp/corporate/news/2021/nr210426.html
建設機械の接触災害を防ぎ、作業員の安全を守る!遠赤外線カメラとAIを用いた人物検知システムを開発
https://www.toda.co.jp/news/2020/20201001_002799.html

採用事例

三洋テグス株式会社様の「芝刈り用プラスティック歯の自動形状品質検査装置」に採用

検査対象物の画像データを利用し、形状品質の良し悪しをAIで判定するシステムを実現

AIを活用した自動形状品質検査装置
AIを活用した自動形状品質検査装置

実現した内容

  1. 形状の良否判定時間を従来比10%に削減 (導入前:1時間/日 導入後:0.1時間/日)
  2. 生産本数を従来比2倍に向上 (導入前: 3,000本/リール 導入後: 6,000本/リール)
  3. 材料ロスを低減

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