密の回避をデジタルでサポートし、安心・安全な環境構築と事業継続を支援します。
独自のディープニューラルネットワーク技術により、単眼カメラの画像からリアルタイムに人物を検知し距離を測定することが可能です。商業施設、オフィス、作業現場等における混雑状況、入退場の人員数、人流を自動で測定し、その結果を利用者や施設管理者へリアルタイムに通知することにより、密接・密集状態の回避やクラスタの発生予防を図ることが可能になります。さらに、混雑度や人流のデータをクラウド上で解析することで、時間帯別の混雑度予測なども可能となり、施設管理者は施設の感染予防対策に役立てることができます。また、設置するカメラをサーマルカメラにすることで検出する人物の体温測定も可能となり、感染の可能性がある人物に警告を発することもできます。
各種音声ソフトウェア(音声認識・合成、文字書き起こし、多言語翻訳)により、音声を使った機器操作やガイダンスを実現することが可能です。商業施設などで対面やタッチパネルで行う案内や受付業務を自動音声でガイドすることにより、非対面・非接触な接客を実現し、利用者と担当者の感染リスク低減に貢献します。また、介護現場において音声ソリューションによる記録帳票作成やスタッフ間の情報共有を支援するハンズフリーシステムの実証実験を開始しています。このシステムにより作業効率向上やペーパーレス化に加え、ソーシャルディスタンスを維持しながらも、介護スタッフ間の円滑で効率的なコミュニケーションが図れます。
協働ロボットによる人手作業の自動化・省人化、音声によるハンズフリー入力で非接触・ペーパーレス化
作業スタッフ間の密接防止
製造現場においては、作業の一部を協働ロボットで置き換えることで省人化を図るとともに、作業員の密接・密集防止対策を実施することができます。また、遠隔監視機能により、協働ロボットや設備装置の稼働状況をスマートフォンや自宅PCからも確認でき、さらに設備装置への段取り換え指示や加工条件指示を自動またはリモートで実行可能です。これにより従業員の接触機会を減らし、同時にペーパーレス化にも対応できます。