ページの本文へ

Hitachi

株式会社 日立ソリューションズ・テクノロジー

MES構築支援ソリューション

概要

「MESライブラリ」は、「VCIM-PA」や「VCIM-SEM」のさまざまな処理を.NET Frameworkで動作するAPI(コアロジック)として提供するMES開発者向けのSDKです。

MES構築支援ソリューションでは、「MESライブラリ」を活用し、お客さまの業務に合わせたMES構築をサポートします。

課題

  1. パッケージ品では実現できない自社の運用にフィットしたMESを構築したい。
    フルスクラッチ開発では開発期間、コストが増大する。
  2. 自社のMESを内作したいが、将来の機能拡張性まで考慮した設計・開発は難しい。

導入効果

1. MES構築支援ソリューションは「MESライブラリ」を活用し、セミカスタム方式でMESを設計・開発します。

このアプローチにより、パッケージに比べて柔軟性が高まり、フルスクラッチに比べて短期間かつ低コストでの開発が実現できます。

現場の強みを活かしたアプローチ方法

2. MES構築支援ソリューションは「MESライブラリ」を活用し、画面や通信処理を含むMESの設計・開発を支援します。

この「MESライブラリ」を活用することで、複雑なMESの業務処理に対する開発負担を軽減し、画面などの簡単なインタフェース部分の開発に重点を置くことができます。「MESライブラリ」は、当社の長年にわたる知識と経験によって一般化された仕様に基づいており、マスタ設定によりさまざまな動作制御が可能です。

さらに、「MESライブラリ」が提供するVCIMデータベース定義(ユーザに公開)はISA-95の4つのオペレーション領域(生産、在庫、品質、保全)とISO22400のKPIを算出する基礎項目を網羅しており、機能の拡張性を提供します。

お客さま主導でのMES開発を希望される場合、当社の技術支援サービスをご検討ください。詳細については別途ご相談ください。

複雑な業務は「標準業務ロジック」を使い、ユーザや他システムとのIFになる部分に注力して設計・開発が可能

「MESライブラリ」の主要な機能は、以下のとおりです。

「MESライブラリ」の主要な機能は、以下のとおりです。
No. 製品名称 バージョン 機能
1 MES基本ライブラリ 3.0
  • 5Mデータ、ISO22400のKPI項目に対応したVCIMデータベース定義(ユーザ公開)
    *装置管理、設備保全管理、品質管理にも対応
  • VCIMデータベースの各テーブルを検索・登録するためのデータアクセスAPI
  • ユーザ認証、ログ出力、DBアクセス制御、多言語対応支援などのシステム構築のためのユーティリティーAPI
2 MES工程管理ライブラリ 3.0
  • ロット作成、分割、合流などのロットを管理するためのAPI
  • 工程着工、工程完成などの工程進捗・作業を管理するためのAPI
  • 生産指示情報の登録や工程単位の実績報告などを行うためのAPI
3 MES在庫管理ライブラリ 1.0
  • 入出庫指示を登録・検索などを行うためのAPI
  • 入出庫による在庫状態更新や実績登録などを行うためのAPI
  • 情物差分チェック、在庫修正などの在庫棚卸支援を行うためのAPI

以下の機能を順次拡張予定です。

以下の機能を順次拡張予定です。
No. 製品名称 バージョン 機能
1 MES装置管理ライブラリ 1.0
  • 装置状態/装置アラーム管理を行うAPIの提供
  • 装置から得られるデータ(例:圧力、回転数など)管理を行うAPIの提供
2 MES設備保全管理ライブラリ 1.0
  • メンテナンス・点検計画/実績の登録・検索を行うAPIの提供
  • 予防保全の保全項目に対する閾値監視を行うAPIの提供
  • 設備の消耗品(例えば洗浄液やボルトなど)の補充と消費実績管理を行うAPIの提供
3 MES品質管理ライブラリ 1.0
  • 検査監視対象項目からのSPC判定(傾向判定)を行うAPIの提供
  • 複数の検査項目からの総合判定などの各種判定を行うAPIの提供

「MESライブラリ」の動作環境は、以下のとおりです。

「MESライブラリ」の動作環境は、以下のとおりです。
No. 項目 機能
1 フレームワーク .NET Framework 4.7.2互換
2 対応RDBMS Oracle Database 19c Standard Edition 2(*1)
3 DBアクセスドライバ ODAC 19c Release 1
*1
MES基本ライブラリはSQL Serverにも対応可能です。SQL Serverのご利用を希望される場合はお気軽にご相談ください。

採用事例

【案件概要】

  1. MESの工程管理、在庫管理システムを現場運用に合せて導入したい。
  2. 現場の入力負荷軽減のため、モバイル端末対応や使い慣れた操作感、入力項目の選別などを実現したい。
  3. 導入済みのERPとデータ連携したい。

【システム導入内容】

1.要件定義(準委任契約)

長年にわたる現場の知見に基づき、要件定義においてお客さまの業務を的確に整理・分類。

  • 現状とあるべき姿の業務フロー整理、データフロー整理など
  • Fit&Gap分析による製品適合性検討
  • 画面・帳票インタフェース定義、画面遷移検討、通信インタフェース定義など
  • 非機能要件グレードをベースとした非機能要件定義

長年にわたる製造現場の知見に基づき、要件定義において、お客さまの製造現場の業務を的確に整理・分類します

システム導入 要件定義のフロー図

2.設計・開発(請負契約)

要件定義に基づき、MESライブラリをベースとしたシステム設計・開発を実施。

  1. 適用製品
    1. MES基本ライブラリ
    2. MES工程管理ライブラリ
    3. MES在庫管理ライブラリ
  2. アドオン開発
    • 画面はお客さまの使用端末に最適化したインタフェースでアドオン開発。(画面レイアウト、操作とMESライブラリの業務ロジックを呼び出す部分を開発)
    • 導入済みERPとのインターフェースをアドオン開発。(送受信部分とMESライブラリの業務ロジックを呼び出す部分を開発)
    • 製品出荷などのMESライブラリ機能範囲外の一部業務ロジックをアドオン開発。(MESライブラリ自体を変更せずに開発ロジックを外部からアドオン可能)

ダウンロード

Adobe Readerのダウンロード
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobeR ReaderRが必要です。

商標注記

  • VCIMは、(株)日立ソリューションズ・テクノロジーの登録商標です。

お問い合わせ

本件に関する詳細について、フォームからお問い合わせいただけます。

お問い合わせフォーム