生体情報センシングシステム「Vital Analyst」につきましては販売を終了しております。
解析ライブラリ(VALIB)につきましては製品販売中です。
詳細につきましては以下よりお問い合わせください。
社会の高齢化により、介護の現場では看護師や介護士の負荷が高まっています。入居者のベッドに振動センサを設置し、就寝時に精度の高いデータを取得し、離着床の判定などを自動化することにより、サポートに出向く看護師や介護士の作業負荷を軽減します。また、就寝時の心拍数や呼吸数などのデータを活用した入居者に対する健康管理サービスを実現します。
看護師や介護士の負荷軽減と健康管理サービスの充実
振動センサから精度の高いデータを収集し、入居者の健康状態を見える化するセンサ機器および、解析ソフトウェアの提供
生体が発する振動を振動センサで捕らえ、センサが捕らえたアナログ情報をデジタル変換し上位システムに転送するシステム
振動データ変換ユニットと振動センサユニットの構成

振動データ変換ユニット

振動センサユニット
| No. | 項目 | 内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 寸法 | 80o×80o×40o(振動データ変換ユニット) 850o×90o×15o(振動センサユニット) ケーブル長 2,000o  | 
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| 2 | センサ方式 | PVDFセンサ | |
| 3 | ケーブル | 1芯同軸ケーブルΦ2.54o | |
| 4 | 検出信号のサンプリング周波数 | 200Hz | |
| 5 | 使用温度範囲 | 0〜40℃ | |
| 6 | 使用湿度範囲 | 25〜80%RH | |
| 7 | 保存温度範囲 | 0〜60℃ | |
| 8 | 保存湿度範囲 | 25〜80%RH | |
| 9 | 電源電圧 | DC4.5〜5.25V | |
| 10 | 消費電力 | 70mA@DC5.0V | |
| 11 | インタフェース | 振動センサユニット I/F | 3.5Φミニジャック | 
| USB I/F | Micro USBコネクタ(電源供給含む) USB2.0 FS Baud rate:115200bps (Data=8, Stop=1, Parity=non, Flow=non)  | 
||
| 200Hz周期で測定データを出力 電源ON(USB VBUS ON)から5秒後にデータ出力開始  | 
|||
| 12 | 耐用年数 | 3年 | |
国立大学法人秋田大学医学部との共同研究成果のアルゴリズムをベースに製品化。振動センサ端末が収集した振動データから、心拍、呼吸、体動、いびき、睡眠などの生体情報(解析データ)を出力することができます。この結果は、健康管理などに応用が可能です。
| No. | 項目 | 内容 | 
|---|---|---|
| 1 | 入力データ | 5分間の振動データ(60,000点)を入力 | 
| 分類 | No. | 名称 | 内容 | 
|---|---|---|---|
| 心拍 | 1 | 心拍ウェーブ | 振動データから心音に相当する周波数帯域を抽出した波形データ | 
| 2 | 心拍スペクトル | 解析した心拍ウェーブのパワースペクトル密度 | |
| 3 | 心拍変動LF/HF比 | 自律神経系の活動を推定するための指標 | |
| 4 | 心拍数推定指標 | 心拍の回数を推定した指標 | |
| 呼吸 | 5 | 呼吸ウェーブ | 振動データから呼吸に相当する周波数帯域を抽出した波形データ | 
| 6 | 無呼吸データ | 無呼吸の有無を推定したデータ | |
| 7 | 低呼吸データ | 低呼吸の有無を推定したデータ | |
| 8 | 呼吸スペクトル | 解析した呼吸ウェーブのパワースペクトル密度 | |
| 9 | 呼吸数推定指標 | 呼吸の回数を推定した指標 | |
| いびき | 10 | いびき数推定指標 | いびきの回数を推定した指標 | 
| 11 | いびき量 | いびきの量を推定した指標 | |
| 体動 | 12 | 体動指標 | 一過性の大きな振動の量を示す指標 | 
解析ライブラリ(VALIB)を使用するにあたっての推奨ハードウェア・ソフトウェア環境
振動センサ端末と解析ライブラリ(VALIB)を活用したシステム構築例(*1)
下記の構築例は、サーバ上で解析ライブラリ(VALIB)を処理するシステムですが、市販のCPUボードで解析ライブラリ(VALIB)の処理をすることも可能です。
介護システムの構築に必要なアプリソフトをカスタム開発いたします。
本システムは、研究・開発・評価用部品としての使用を想定しており、医療機器向け製品に組み込み使用する場合は、薬機法(*2)認定の取得が必要です。