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SHシミュレータ・デバッガ V.9情報

 

SHシミュレータ・デバッガ V.9.10.01情報

改訂されたシミュレータデバッガ

本リビジョンアップでは、以下のシミュレータデバッガを更新しました。

SH2A-FPU用シミュレータデバッガ
デバッガターゲット名: SH2A-FPU Simulator Target Platform
SH-4A,SH4AL-DSP用シミュレータデバッガ
デバッガターゲット名: SH4A,SH4AL-DSP Simulator Target Platform
拡張機能付きSH-4A,SH4AL-DSP用シミュレータデバッガ
デバッガターゲット名: SH4A(SH-X2),SH4AL-DSP(SH-X2) Simulator Target Platform

上記以外のシミュレータデバッガはSuperHファミリ用シミュレータデバッガ V.9.10.00に含まれるものと同じです。

機能改善

拡張機能付きSH-4A用シミュレータデバッガ使用時の注意事項について改善しました。

これにより、内蔵メモリ制御レジスタ (RAMCR) の設定を変更することなく、拡張機能付きSH-4A用シミュレータデバッガで、URAM領域へアクセスできるようになりました。(注)
なおこのため、RAMCRの設定変更によってURAM領域へのアクセス可否を切り替えることはできなくなりました。

注: URAM領域のメモリが確保されている場合のみ。

改修内容

「改訂されたシミュレータデバッガ」で述べた3つのシミュレータについて、プログラム実行中に周辺機能シミュレーションモジュールをハードウェアマニュアルに記載されていないアクセスサイズでアクセスすると、シミュレータデバッガが応答しなくなる場合がある問題を改修しました。

 

SHシミュレータ・デバッガ V.9.10.00情報

新機能

  1. ブレークデータ機能のデータ比較オプションに以下の条件を追加しました。
    - 指定値より大きい
    - 指定値より小さい
    - 指定値以上
    - 指定値以下
    - 指定値の範囲内
    - 指定値の範囲外
  2. セッションファイルの切り替えをすることなく、ツールバーの接続ボタンおよび接続解除ボタンでシミュレータデバッガを接続および接続解除できる機能をサポートしました。
  3. SuperH RISC engineファミリ用シミュレータデバッガに含まれるSH-2A、SH-4AおよびSH4AL-DSP CPUコア用のシミュレータで、割り込み関数からのステップアウトを可能にしました。

Windows 7 サポート

ホストOSとして、64ビット版および32ビット版のWindows 7をサポートしました。

改修内容

SH-4 CPUコア用の以下のシミュレータを使用する際、0x04000000番地へデータ書き込みをすると、0x00000000番地のデータが同じ値に書き換わる問題を改修しました。

  • SH-4 Functional Simulator
  • SH-4 Functional Simulator (Little endian)
  • SH-4(SH7750R) Functional Simulator
  • SH-4(SH7750R) Functional Simulator (Little endian)
 

SHシミュレータ・デバッガ V.9.09.00情報

新機能

ユーザプログラム実行中にメモリウィンドウを定期的に更新する機能をサポートしました。

改善機能

  1. SH-2A用タイマモジュールのチャネル数を1から2に増やしました。
  2. SH-4A用タイマモジュールのチャネル数を2から6に増やしました。

改修内容

周辺[機能用]クロックレート設定に関する問題を改修しました。

 

SHシミュレータ・デバッガ V.9.08.00情報

機能改善および新機能

  1. Windows Vista環境で動作します。
  2. リアルタイムOSデバッグ機能を導入しました。
  3. 拡張機能付きのSH-4AおよびSH4AL-DSP CPUコアをサポートしました。
    本マイコンは、プロセッサバージョンレジスタ(PVR)のVERビットの値がH'30以上の製品です。

注意:1、2の機能は、統合開発環境 High-performance Embedded Workshop V.4.05.00以降との組み合わせで使用可能です。

改修内容

シミュレーション実行とウィンドウ操作のメモリアクセス競合で不安定になる動作を改修しました。

 

SHシミュレータ・デバッガ V.9.07.01情報

SuperH RISC engineファミリ用シミュレータデバッガに含まれる、SH2A-FPUシミュレータに以下の機能改善および改修を行いました。

機能改善

  1. メモリマップを変更できるようにしました。
  2. 内蔵ROM有効時に、ROMキャッシュのキャッシュミス回数をプロファイルウィンドウに表示するようにしました。

改修内容

実行サイクル数が正しくない場合がある問題を改修しました。

 

SHシミュレータ・デバッガ V.9.07.00情報

新機能および機能改善

  1. 周辺機能シミュレーション機能
    周辺機能シミュレーションモジュールにおいて、ベクタ番号と割り込み優先順位レジスタのビット位置を変更できるようにしました。
  2. トレース機能
    トレースの最大記録容量を32Kレコードから256Kレコードに拡大しました。
  3. イベント機能
    • ブレーク条件に以下を追加しました。
      符号反転: あるメモリの値を書き換えた際に、書き換えの前後で値の符号が反転した場合に成立
      差分: あるメモリの値を書き換えた際に、書き換えの前後で値の差分が予め設定しておいた値を超えた場合に成立
    • ブレークによるプログラム停止時に表示されるインフォメーションメッセージにブレーク条件の情報を追加しました。
  4. 実行モードの追加
    SH2A-FPU、SH-4A、またはSH4AL-DSPシミュレータ使用時に、割り込み発生時にシミュレーション動作を停止するか、続行するかを選択できるようにしました。
  5. コマンドの追加
    SH2A-FPUシミュレータ使用時に、バンク制御レジスタアドレスを表示および設定するコマンドを追加しました。
  6. アクセスステート数の設定方法を改善
    SH2A-FPUシミュレータ使用時に、ROMとRAMへのリードステート数とライトステート数を、メモリマップ設定ダイアログボックス上で変更できるようにしました。
 

SHシミュレータ・デバッガ V.9.06.00情報

新機能および機能改善

  1. トレース取得ダイアログボックスおよびブレーク設定ダイアログボックス上で行った操作履歴をコマンドの履歴として保存するマクロ生成支援機能をサポートしました。
    本機能は統合開発環境High-performance Embedded Workshopに追加された同機能を使用可能にします。
    機能の詳細については、High-performance Embedded Workshopのマニュアルまたはヘルプを参照してください。
  2. デバッグ情報がないアドレスにステップインしない機能を追加しました。
    本機能は、High-performance Embedded Workshopのデバッグ情報がないアドレスへステップインしないオプションを使用可能にします。
    機能の詳細については、High-performance Embedded Workshopのマニュアルまたはヘルプを参照してください。
  3. ユーザターゲットシステムの簡単なキー入力パネルおよび出力パネルをGUI I/Oウィンドウ上で模擬するGUI入出力機能を追加しました。
  4. MCUの周辺IOをシミュレートするI/O DLLのうち、シミュレータが使用しているものをステータスウィンドウのplatformシートに表示するようにしました。
  5. SH-4、SH3-DSPデバイスグループ用シミュレータデバッガの高速版として命令単位で動作する以下のシミュレータを追加しました。
    • SH-4 Functional Simulator
    • SH-4 Functional Simulator(Little endian)
    • SH-4(SH7750R) Functional Simulator
    • SH-4(SH7750R) Functional Simulator(Little endian)
    • SH3-DSP Functional Simulator
    • SH3-DSP Functional Simulator(Little endian)
 

SHシミュレータ・デバッガ V.9.05.01情報

新機能および機能改善

  1. タイマシミュレーション機能をI/O DLLとしてシミュレータ本体から分離しました。

  2. SH2A-FPU Functional SimulatorおよびSH2A-FPU Cycle Base SimulatorでROMキャッシュシミュレーション機能を追加しました。

  3. SH2A-FPU Functional SimulatorおよびSH2A-FPU Cycle Base Simulatorでレジスタバンクの表示および変更を行うレジスタバンクウィンドウを追加しました。

改修内容

  1. SuperH RISC engine ファミリ シミュレータ・デバッガおよび H8, H8S, H8SX ファミリ シミュレータ・デバッガを同一環境で使用する場合の問題を改修しました。
  2. メモリリソースの設定に関する問題を改修しました。
  3. 実行サイクル数に関する問題を改修しました。
 

SHシミュレータ・デバッガ V.9.04.00情報

新機能および機能改善

  1. SH-2シミュレータでリトルエンディアン方式のデータ転送機能をサポートしました。

  2. プログラムをシミュレータにダウンロードする際に、メモリリソースを自動で確保する機能を追加しました。

  3. メモリアクセスエラー発生時に、メモリアクセスエラーが発生したアドレスを表示する機能を追加しました。

改修内容

  1. SH7206マイコンのプロジェクトを作成し、シミュレーションを実行する際、オペランドキャッシュのメモリリソースが確保されず、 シミュレーションの停止やメモリアクセスエラーが発生する問題を改修しました。
  2. SH2A-FPU Cycle Base SimulatorでRESBANK命令を実行するとサイクル数が不正になる問題を改修しました。
 

SHシミュレータ・デバッガ V.9.03.01情報

SH4AL-DSP Cycle Base シミュレータサポート

SH4AL-DSPのパイプラインシミュレーションをサポートしました。

SH-4A Cycle Base シミュレータサポート

SH-4Aのパイプラインシミュレーションをサポートしました。

SH2A-FPU シミュレータサポート

SH2A-FPU Functional シミュレータ、SH2A-FPU Cycle Base シミュレータをサポートしました。

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