H8S,H8/300シミュレータ・デバッガ V.5情報
機能の改善
- ブレークデータ機能のデータ比較オプションに以下の条件を追加しました。
- 指定値より大きい
- 指定値より小さい
- 指定値以上
- 指定値以下
- 指定値の範囲内
- 指定値の範囲外
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セッションファイルの切り替えをすることなく、ツールバーの接続ボタンおよび接続解除ボタンでシミュレータデバッガを接続および接続解除できる機能をサポートしました。
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H8Sファミリ用シミュレータデバッガで、データエリアビットサイズとプログラムエリアビットサイズを入力する場所を「シミュレータシステム」ダイアログボックスから「シミュレータの設定」ダイアログボックスに変更しました。
「シミュレータの設定」ダイアログボックスはシミュレータデバッガ起動時に開きます。
Windows 7 サポート
ホストOSとして、64ビット版および32ビット版のWindows 7をサポートしました。
新機能
- ユーザプログラム実行中にメモリウィンドウを定期的に更新する機能をサポートしました。
- H8SX V2コアMCU(H8SX/1720グループ)を用いたシステムのシミュレートをサポートしました。
改修内容
周辺[機能用]クロックレート設定に関する問題を改修しました。
機能改善および新機能
- Windows Vista環境で動作します。
- リアルタイムOSデバッグ機能を導入しました。
注意:1、2の機能は、統合開発環境 High-performance Embedded Workshop
V.4.05.00以降との組み合わせで使用可能です。
改修内容
シミュレーション実行とウィンドウ操作のメモリアクセス競合で不安定になる動作を改修しました。
機能改善
- 周辺機能シミュレーション機能
- 周辺機能シミュレーションモジュールにおいて、ベクタ番号と割り込み優先順位レジスタのビット位置を変更できるようにしました。
- トレース機能
- トレースの最大記録容量を32Kレコードから256Kレコードに拡大しました。
- イベント機能
- ブレーク条件に以下を追加しました。
符号反転: あるメモリの値を書き換えた際に、書き換えの前後で値の符号が反転した場合に成立
差分: あるメモリの値を書き換えた際に、書き換えの前後で値の差分が予め設定しておいた値を超えた場合に成立
- ブレークによるプログラム停止時に表示されるインフォメーションメッセージにブレーク条件の情報を追加しました。
改修内容
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H8SXシミュレータ、またはH8Sシミュレータ使用時に、16ビットタイマパルスユニット(TPU)を有効にした場合、間違ったアドレスのメモリへアクセスする場合がある問題を改修しました。
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H8SXシミュレータ、またはH8Sシミュレータ使用時に、CCR.UIビットをユーザビットとして使用しているにもかかわらず、TRAPA命令実行後にCCR.UIビットが1に設定される問題を改修しました。
新機能および機能改善
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トレース取得ダイアログボックスおよびブレーク設定ダイアログボックス上で行った操作履歴をコマンドの履歴として保存するマクロ生成支援機能をサポートしました。
本機能は統合開発環境High-performance Embedded Workshopに追加された同機能を使用可能にします。
機能の詳細については、High-performance Embedded Workshopのマニュアルまたはヘルプを参照してください。
- デバッグ情報がないアドレスにステップインしない機能を追加しました。
本機能は、High-performance Embedded Workshopのデバッグ情報がないアドレスへステップインしないオプションを使用可能にします。
機能の詳細については、High-performance Embedded Workshopのマニュアルまたはヘルプを参照してください。
- ユーザターゲットシステムの簡単なキー入力パネルおよび出力パネルをGUI I/Oウィンドウ上で模擬するGUI入出力機能を追加しました。
- MCUの周辺IOをシミュレートするI/O
DLLのうち、シミュレータが使用しているものをステータスウィンドウのplatformシートに表示するようにしました。
新機能および機能改善
タイマシミュレーション機能をI/O DLLとしてシミュレータ本体から分離しました。
改修内容
- SuperH RISC engine ファミリ シミュレータ・デバッガおよび H8, H8S, H8SX ファミリ シミュレータ・デバッガを同一環境で使用する場合の問題を改修しました。
- メモリリソースの設定に関する問題を改修しました。
- システムコントロールレジスタ(SYSCR)へアクセスする場合の問題を改修しました。
- トレースレコードを検索する場合の問題を改修しました。
新機能および機能改善
- H8SXシミュレータ・デバッガでSYSCRレジスタのFETCHMDビットをサポートしました。
実CPUと同様にFETCHMDビットにより、フェッチサイズを16ビットまたは32ビットから選択できます。
- H8Sシリーズシミュレータ・デバッガでCPUのタイマ機能をサポートしました。
- H8S/2000シリーズ用シミュレータ・デバッガで割り込みモードをサポートしました。
- プログラムをダウンロードする際にメモリリソースを自動で確保する機能を追加しました。
- メモリアクセスエラー発生時に、メモリアクセスエラーが発生したアドレスを表示する機能を追加しました。
タイマーサポート(H8SXシミュレータのみ)
リードサイクル数、ライトサイクル数の設定
リードサイクル数とライトサイクル数の設定が可能になりました。
H8SXシミュレータサポート
H8SXシミュレータをサポートしました。H8SXのデバッグが可能になります。
メモリウィンドウのLook&Feelの改善
ウィンドウデザインを見直し、Look & Feelを改善しました。
コマンドラインウィンドウ機能強化
コマンド入力時、入力文字に応じてコマンド候補リストを表示します。また、コマンド決定後にコマンドパラメータを表示します。
カバレジ機能強化
カバレジ結果の統計を表示できます。また、ファイル単位のカバレジ測定ができます。
画像および波形ウィンドウ機能強化
画像ウィンドウおよび波形ウィンドウのリアルタイム表示をサポートしました。プログラム実行中にリアルタイムにウィンドウを更新します。
トリガ機能強化
レジスタウィンドウ機能強化
レジスタウィンドウに表示するレジスタを選択できます。
ウォッチ機能強化
ダウンロード時のメモリ書き込みサイズ指定のサポート
ロードモジュールをダウンロードする際、メモリへの書き込みサイズを指定できるようにしました。
イベントウィンドウサポート
従来のブレークウィンドウの機能をイベントウィンドウに移しました。
メモリマップ操作性向上
メモリマップとメモリリソースのダイアログを1枚にして操作性を向上しました。