High-performance Embedded Workshop (Windows版のみ) ELF/DWARF2フォーマットで作成されたロードモジュールをデバッグするとHigh-performance Embedded Workshopが異常終了する場合がある不具合を改修しました。
ソースファイルからのインクルードファイルのネストレベルが10レベル以下の場合、インクルードファイルのディレクトリ情報が、相対パスでMakeファイルに出力されていましたが、相対パスで出力されるネストレベルを10から50レベル以下へ拡張しました。
51レベル以上の場合は絶対パスで出力されます。
次の問題を対策しました。
次の問題を対策しました。
ワークスペースウィンドウの[Projects]タブのファイルを、変更日時順にソート表示する機能をサポートしました。また、ビルド対象ファイル(前回のビルド以後に更新されたファイル)をワークスペースウィンドウで識別できるようになりました。
HMakeおよびNMakeファイル形式のメイクファイルに加えGNUMakeファイル形式のメイクファイルを生成できるようになりました。これによりGNUMakeをサポートする、汎用のメイクツールを使用可能です。また、コンパイルオプションを別ファイル(サブコマンドファイル)に出力できるようになりました。
リンクする順番をカスタマイズする機能をサポートしました。この機能は次のバージョン以降で有効です。
バーチャルデスクトップ機能をサポートしました。ウィンドウを最大4つまでウィンドウコンフィグレーションで保持し、ウィンドウコンフィグレーションを切り替えることで画面を有効に活用することができます。
新たに以下のウィンドウで表示している内容をテキストファイルに保存できるようになりました。
Cache(SHのみ)、I/O、PA、Register、TLB(SHのみ)
Watchウィンドウに登録した変数は、明示的に削除(登録解除)を行わない限り、ウィンドウを閉じても保持されるようになりました。
ツールチェインオプションダイアログのセクション設定ダイアログのサイズを可変にしました。
現在のPCがあるソースファイルを表示する機能(ツールバーボタン)を追加しました。
ロードモジュールをダウンロードする際に、ソールファイルが変更されているかどうかを確認し、変更されていた場合、自動的にビルドを行ってからダウンロードを行うように設定できるオプションを追加しました。
また、ロードモジュールダウンロード後、自動的にターゲットをリセットするオプションを追加しました。
アドレスフィールドにラベルリストを参照する機能を追加しました。
また、アドレスフィールドに入力された過去20件のデータをドロップダウンリストで表示できるようになりました。
ワークスペース、プロジェクト、およびセッションファイルを定期的にバックアップする機能をサポートしました。
フォントやサイズをカスタマイズできる機能を拡張しました。
ナビゲーション機能を有効にしている状態でファイルをエディタにて編集していると、High-performance Embedded Workshopが停止状態となる不具合を対策しました。
追加したカスタムフェーズの[オプション]設定で出力ファイルを指定し、[OK]ボタンを押下するとHigh-performance Embedded Workshopが不正終了する不具合を対策しました。
同一のヘッダファイルを大文字と小文字でそれぞれ定義されている場合、ワークスペースウィンドウのプロジェクトタブにヘッダファイル名が二重に表示されてしまう不具合を対策しました。
【例】 File1.c: #include "SAMPLE.H" File2.c: #include "sample.h"
配列型の変数宣言で要素数にスペース(' ')があると、ワークスペースウィンドウのナビゲーションタブの情報が不正に表示される不具合を対策しました。
【例】 extern int tbl[ 2 ];
プロジェクトにカスタムビルドフェーズを追加した後に、プロジェクトにファイルを追加すると、カスタムビルドフェーズに追加した依存ファイル名が変更されてしまう不具合を対策しました。
H8SXシリーズを選択して生成したresetprg.c(.cpp)にSBR、VBRレジスタの初期化処理例を入れました。
SHC Ver.8.0.00/Ver.8.0.01またはH8C Ver6.0.00のパッケージ製品をインストールした後に、エミュレータ製品を同じフォルダへインストールした場合、ビルド用のプロジェクトタイプが表示されないという不具合を対策しました。
TCL関数(procコマンドで定義)内でパラメータに接頭コード(H',D',O',B')を指定した場合、コマンドが正常に動作しないという不具合を対策しました。
【例】 proc mem_read {} { md H'FFEF80 H'32 LONG }
エディタウインドウで開いているファイルを外部エディタで編集した場合、ファイル再読み込みの確認メッセージが表示されない不具合を対策しました。(本不具合は、Ver.3.0.02のみ発生します。)
メニューバーからメモリ(M)->検索(S)...を選択してメモリを検索した場合、空のメモリウィンドウが表示される不具合を対策しました。
環境により、Symbol Loadコマンドに必要なファイルがインストールされず、コマンドを実行しても動作しないという不具合を対策しました。
High-performance Embedded Workshopの終了時に異常終了する不具合を対策しました。
ナビゲーション機能のカテゴリ"C++クラス"のデフォルト設定をオフに変更しました。
日本語版のHigh-performance Embedded Workshopをインストールした時に、エミュレータ用プロジェクト(プロジェクト名:Debugger only -****)が表示するよう改善しました。
Windows MEで表示されるネットワークデータベースエラーメッセージボックスの表示を抑止しました。
統合環境High-performance Embedded Workshop Ver.2.2からVer.3.0の機能アップ内容をお知らせします。
C++ソースのナビゲーションをサポートしました。
C++ソースファイルをコーディング中、「.」や「->」、「::」を入力した時にメンバ候補リストを表示し、 そのリスト中からメンバを選択することが出来ます。また、関数の場合、開き括弧を入力すると引数並びが表示されます。
ワークスペースをネットワーク上に作成した際、ワークスペースへのアクセス権を設定できるようにしました。
プロジェクト新規作成時に、メイクファイルのソースファイルパス情報を取り込みます。コンパイラ等のツールオプションは取り込めません。
複数のCPUを同じHigh-performance Embedded Workshopアプリケーション内で接続し、同期させてデバッグできるようにしました。
同一ワークスペース内に異なるツールチェインのプロジェクトを作成できるようにしました。
また、同一ツールチェインでバージョンの異なるものが複数インストールされている場合に、どのバージョンを使用するかを選択できるようにしました。
マニュアルを一覧表示するツール(Manual Navigator)を添付しました。
ファイルを比較して、その差分を表示する機能を追加しました。
スクリプト言語TCL/TKで記述したスクリプトを実行できるようにしました。
ワークスペース操作、プロジェクト操作、デバッグ機能のI/Fを追加しました。
キャッツ(株)製 ZIPCツールのSTM設計書ブレーク機能および状態遷移トレース機能に対応しました。