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「.NET Micro Framework 4.1」組込みシステムソリューションの提供を開始

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

2010年7月26日
株式会社日立超LSIシステムズ

日立超LSIシステムズが、マイクロソフト社の「.NET Micro Framework 4.1」
対応の組込みシステムソリューションを提供開始

SH-2/SH-2Aマイコン搭載システムの開発を支援

 株式会社 日立超LSIシステムズ(本社:東京都国分寺市、取締役社長:馬場志朗/以下、日立超LSI)は、マイクロソフトコーポレーション(以下、マイクロソフト社)が提供を開始した「.NET Micro Framework 4.1」に関する組込みシステムソリューションを7月26日より提供開始します。
 日立超LSIでは、従来からリアルタイムOSであるT-Kernel/μITRONに関するソリューション提供を行ってきましたが、今般、機能豊富な「.NET Micro Framework 4.1」の実装・サポートを追加し、ルネサス エレクトロニクス株式会社(以下、ルネサス社)製SH-2/SH-2A(*)マイコンを始めとする各種マイコン搭載システムの開発を支援します。

「.NET Micro Framework 4.1」組込みシステムソリューションの特長

 昨今、T-Kernel/μITRON等のリアルタイムOSを搭載した組込みシステムにおいても、タッチパネル、ネットワークサービス等のリッチなユーザーインターフェース機能に対する要求が高まっています。しかし、その実現のためには新たなミドルウェアの導入やそれに伴うアプリケーションの新規開発等が必要となり、開発期間の長期化や開発コストの増加という問題が生じます。
 日立超LSIの提供する組込みシステムソリューションは、T-Kernel/μITRON上に「.NET Micro Framework 4.1」を実装することにより、T-Kernel/μITRONの持つリアルタイム性を活かしつつ「.NET Micro Framework 4.1」が持つ表示・通信等のリッチなユーザーインターフェース機能を実現します。さらに、「.NET Micro Framework 4.1」により従来のWindows®環境で開発されたアプリケーションの有効活用が可能となるため、開発期間の短縮、開発コストの削減を図ることができます。
 日立超LSIでは、マイクロソフト社が「.NET Micro Framework 4.1」のサポートを開始したSH-2/SH-2Aマイコンに対するソリューション提供のほか、SH-4A(*)マイコン等についても独自に『「.NET Micro Framework 4.1」 組込みシステムソリューション』を展開していきます。

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SH-2、SH-2A、SH-4Aは、ルネサス エレクトロニクス株式会社の高性能32ビットマイコン「SuperHファミリ」のコアのひとつです。

「.NET Micro Framework」の詳細について

 「.NET Micro Framework」は、マイクロソフト社の提供する組込みシステム向けの開発・実行環境です。詳しくは、マイクロソフト社のホームページをご覧下さい。
 「.NET Micro Framework 開発者向け技術情報」

他社商標等注記

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Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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SuperH は、ルネサス エレクトロニクス株式会社の商標です。
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T-Kernelは、コンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品を指すものではありません。
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μITRONは、Micro Industrial TRON (The Realtime Operating system Nucleus)の略称です。
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その他、本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。